ブラックジャックには「ベーシックストラテジー」と呼ばれる、次のアクションを決めるための基本戦略があります。
小さな勝ち負けはありますが、長期的に見て勝率を上げることができるでしょう。
この記事ではブラックジャックのベーシックストラテジーについて、チャート表の見方や活用方法などを詳しく解説します!
ベーシックストラテジーでは、ハードハンド、ソフトハンド、スプリットの3つのチャート表を使い分けます。
難しそうと感じる方も多いですが、場に出たカードを表と照らし合わせるだけで最適なアクションが分かる、とても簡単な攻略法です!
他にも、マーチンゲール法など多数の攻略法がありますが、ブラックジャックの場合はストラテジーチャートの活用から始めてみましょう。
ブラックジャックで長期的に勝つ方法を身につけるために、この記事を最後まで読んで参考にしてみてください。
ブラックジャックの「ベーシックストラテジー」とは?
ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックで次のアクションを決めるための基本戦略です。
プレイヤーに配られた最初のカード2枚と、ディーラー側のオープンカードを、「ストラテジーチャート」と照らし合わせることで、勝てる可能性が高いアクションがわかります。
以下の表が、ベーシックストラテジーを一覧にまとめたストラテジーチャートです。
ベーシックストラテジーは確率に基づき、勝てる可能性が高いアクションをまとめたものですので、必勝法ではない点には注意しておきましょう。
ベーシックストラテジーの使い方をマスターすれば長期的な勝率を上げることができるので、参考にしてみてくださいね!
ベーシックストラテジーのチャート表の見方
ベーシックストラテジーで使う「ストラテジーチャート(表)」は複雑に見えますが、慣れるとすぐに次のアクションが分かるようになります。
図の赤色のHが「ヒット」、青色のSが「スタンド」、黃色のDが「ダブルダウン」を表します。
右下にあるオレンジ色のHは「ヒット」ですが、ルールにサレンダーがある場合は、サレンダーに置き換えます。
ここでは、ストラテジーチャートの見方をわかりやすく解説していくので、参考にしてみてください!
ストラテジーチャートの基本的な活用例
例を参考に、ストラテジーチャートをどのように活用するのか見ていきましょう。
プレイヤーに最初に配られたカードの合計値が「10」で、ディーラーのオープンカードが「4」だとします。
プレイヤー側のカード合計値は「10」なので、10の横軸を見ます。
ディーラー側のオープンカードが「4」なので、4の縦軸を見ます。
確認した横軸と縦軸が交わった部分が「D」なので、次のアクションは「ダブルダウン」が最適だと判断できます。
このように、ベーシックストラテジーを使えば次の手をスムーズに出すことができます。
さらに続けることで、長期的に見て勝利できる確率が上がります。
ベーシックストラテジーのチャート表の種類と使い方
ベーシックストラテジーでは、以下の3つのパターンに応じて、異なるチャート表を用いることがあります。
ストラテジーチャートの種類 | |
---|---|
ハードハンド | Aを「1」として数えるパターン |
ソフトハンド | Aを「11」として数えるパターン |
スプリット | 最初に配られた2枚が同じカードだったパターン |
通常の「ハードハンド」のストラテジーチャートを使うだけでも効果がありますが、「ソフトハンド」「スプリット」のチャートも合わせて使うことで、より効果が高まります。
ここではベーシックストラテジーのチャート表の種類と使い方について、詳しく解説していきます。
「ソフトハンド」のストラテジーチャート使用例
ストラテジーチャートを使い分ける際は、まず以下の2点を確認しましょう。
- プレイヤーに最初に配られたカードに「A」があるかどうか
- プレイヤーに最初に配られたカードが「同じカード」かどうか
今回の例ではプレイヤー側に「A」があります。
合計値を「18」にしたいので、Aを「11」と数える「ソフトハンド」のチャートを使いましょう。
プレイヤー側のカードは「A・7」で、ディーラー側のオープンカードは「10」です。
チャートで確認すると、以下の図のようになります。
ソフトハンドのチャートで、軸の交点にあるのは「H」ですので、次に打つべきアクションは「ヒット」となります。
「スプリット」のストラテジーチャート使用例
プレイヤーに最初に配られたカード2枚が「同じカード」だった場合は、「スプリット」のチャートを使います。
今回の例ではプレイヤー側のカードが「8・8」で、ディーラー側のオープンカードが「10」ですので、チャートで確認すると以下の図のようになります。
チャートで軸の交点にあるのは「P」ですので、次に打つべきアクションは「スプリット」となります。
ライブ映像を通じてディーラーと勝負できる「ライブカジノ」。
ランドカジノではなかなか使用できない攻略法も使えるので、ベーシックストラテジーを実践するのにも最適です。
特に、ライブカジノのソフトウェアを10種類以上導入している「エンパイアカジノ」なら、豊富なブラックジャックの中から好きなゲームを選んで遊べます。
【練習問題】ブラックジャックでベーシックストラテジーを実践!
チャート表の使い方がわかったところで、実際にベーシックストラテジーを使ってブラックジャックをプレイする練習をしてみましょう。
チャート表を確認しながら、問題に挑戦してみてください。
プレイヤーのカードが「4・7」、ディーラーのカードが「2」の場合
- プレイヤーに最初に配られた2枚が「4・7」、ディーラーのオープンカードが「2」だった場合、次に取るべきアクションは何でしょうか?
-
ダブルダウン
プレイヤー側の合計値「11」と、ディーラー側のカード「2」の交点は「D」ですので、次に取るべきアクションは「ダブルダウン」となります。
プレイヤーのカードが「6・6」、ディーラーのカードが「J」の場合
- プレイヤーに最初に配られた2枚が「6・6」、ディーラーのオープンカードが「J(10と数える)」だった場合、次に取るべきアクションは何でしょうか?
-
ヒット
プレイヤー側のカード「6・6」と、ディーラー側のカード「10」の交点にあるのは「H」ですので、次に取るべきアクションは「ヒット」となります。
プレイヤーのカードが「7・A」、ディーラーのカードが「8」の場合
- プレイヤーに最初に配られた2枚が「7・A」、ディーラーのオープンカードが「8」の場合、次に取るべきアクションは何でしょうか?
-
スタンド
プレイヤー側のカード合計値「18」と、ディーラー側のカード「8」の交点にあるのは「S」ですので、次に取るべきアクションは「スタンド」となります。
プレイヤーのカードが「J・6」、ディーラーのカードが「A」の場合
- プレイヤーに最初に配られた2枚が「J・6」、ディーラーのオープンカードが「A」の場合、次に取るべきアクションは何でしょうか?
-
ヒット(またはサレンダー)
プレイヤー側のカード合計値「16」と、ディーラーのオープンカード「A」の交点にはピンク色の「H」がありますので、次に取るべきアクションは「ヒット(サレンダーがある場合はサレンダー)」となります。
ベーシックストラテジーと他の攻略法の組み合わせ
ベーシックストラテジーは最適なアクションを判断する指標になるため、活用することで勝率アップが狙えます。
しかし、単体で使うには効果に限界があるのも事実です。
ベーシックストラテジーは短期戦ではなく、長期戦で効果を発揮しやすい攻略法ですので、同じく長期戦を想定した攻略法を選ぶのがおすすめです。
ここでは、ベーシックストラテジーと相性の良いウィナーズ法をご紹介します。
ベーシックストラテジー×ウィナーズ法でブラックジャックの勝率アップ
長期戦と相性が良い攻略法の1つが「ウィナーズ法」です。
連敗中も急激にはベット額が増えず、負けた数が勝った数を上回っていても利益を出せるため、勝敗の波が大きい場面でも有効に使えます。
ベーシックストラテジーで最適なアクションを選択しつつ、ウィナーズ法で上手く資金管理することで、利益を出せる確率を上げることができるでしょう。
ウィナーズ法の具体的な特徴や使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
その他にも、モンテカルロ法やパーレー法などさまざまな攻略法があります。
自分のプレイスタイルとの相性も考えて、使いやすい攻略法を探してみましょう!
まとめ
ブラックジャックのベーシックストラテジーは、専用のチャート表(ストラテジーチャート)を見ながら最適なアクションを判断する、比較的簡単な攻略法です。
ただし状況に応じて3つのチャート表を使い分けるので、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
慣れてくれば即座に次のアクションが判断できるようになるので、まずは練習を重ねていきましょう!
また、ベーシックストラテジーと他の攻略法(資金管理法)を組み合わせることで、さらなる勝率アップも狙えます。
長期戦を想定して作られた「ウィナーズ法」などは相性が良いため、ベーシックストラテジーに慣れてきたら、組み合わせて使ってみるとよいでしょう。
ブラックジャックの勝率を上げたい方は、ベーシックストラテジーを実戦で使ってみてくださいね!
ベーシックストラテジーに慣れるには、ある程度実践が必要です。
使い方がある程度理解できたら、ブラックジャックのゲームで実際に使ってみましょう。
無料でゲームを試せるデモプレイなら、オンラインカジノへの登録も不要で気軽に遊べるため、ベーシックストラテジーの経験を積むのにぴったりです!
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